代表水谷佑毅からの挨拶

DYMヘルスケア代表の水谷佑毅と申します。
私は日本の医師免許を保有している日本の医師です。私は香港以外でも、日本やタイのバンコク、アメリカのニューヨークで医療機関を経営しておりまして、年間約10万人以上の日本人の方の診療、健康診断、予防接種等を行っています。
皆様、海外を旅行やご出張で訪れた際に、また駐在員として生活する中で、どの医療機関に掛かればいいのか分からず、また相談すべき相手も見つからず、病気や怪我をガマンされたというご経験はありませんでしょうか?大企業の駐在員として赴任すれば、同僚が多くいらっしゃると思いますが、赴任地によっては大企業であっても、少数の駐在員で管轄しているエリアもあろうかと思います。ご旅行者であればなおさらです。我々はそのような国外の場所で、身近な相談相手となれるようなクリニックを目指しております。
DYMヘルスケアは、香港のアイランド(香港島)サイドで初めて日本人医師が経営する医療機関として、2017年にオープンいたしました。私がなぜ香港にクリニックを創ったかと申しますと、日本人居住区である太古・西湾河エリアに日本の医療に精通したクリニックがなく、周辺に住まれている駐在員やそのご家族が不便であると感じたからです。
香港では、下痢、食中毒、水痘、流行性耳下腺炎、麻疹、手足口病,猩紅熱、デング熱、日本脳炎、ダニ感染症などが多いとされておりますが、どの病気でも当院でしっかり、診断から治療まで対応をさせていただけます。またご予約や受付、会計まですべて日本語で対応をさせていただきます。
また、当院は、出来る限り日本レベルの予防、診察、治療、説明などを心がけています。例えば、薬は日本人と香港人とでは体形、食生活、気候、薬物を代謝する酵素が違うため「香港人には有効な治療や量だけれども日本人には強すぎたり、弱すぎたり、利かない薬なども存在するため、出来る限り日本人に合った薬などを処方したりしています。
そして香港人医師の採用にも力を入れております。医療知識のバックボーンはもちろん、患者さんの話をきちんと聞いてくれたり、日本の予防接種についてのきちんと勉強してくれたり、勤勉な医師に勤務してもらっています。また通訳やコメディカルの採用、教育にも力を入れており、特に通訳は香港での医療通訳としての経験の長い櫛田や、医療有資格者が通訳を行うため、安心してご利用いただけると考えております。
また私どもは、日本国内における「かかりつけ医」の役割を担っていきたいと考えています。香港では日本と比較して、医師に対しての訴訟が非常に多いため、香港人医師は小児科であれば、小児しか診ない、産婦人科であれば産婦人科しか診ない医師が多く存在しています。しかし我々は「かかりつけ医」としての役割を果たしていきたいと考えており、「出来るかぎり専門以外でも全て診る」事を心がけています。もし自分の専門外の病気などである可能性がある等何かしら問題があれば、その時に最も適した専門医の紹介を紹介させていただきます。
香港は日本の大学病院などと異なり「病院が医師に診察場所をレンタルする」という形になっていることが一般的です。つまり病院全体が個人事業主の集まりのような形になっています。このため仮に大きな病院に行っても「自分の専門しか診ない個人事業主の間をたらい回しにされる」事が多くなっています。
日本では国の方針として「かかりつけ医」がいて、その医師たちが何かあった場合に大学病院などの適切な医療機関を紹介することが一般的です。大学病院や総合病院に直接的に行ってしますと料金が高くなるように設定されているため、出来るかぎり直接的に行かないようになっているのです。
勿論それでも大きな病院にきてしまう患者さんが存在しますが、その場合には総合診療医と呼ばれる医師が振り分けを行っていいます。しかし香港では、この総合診療医にあたる医師がほとんど存在しないと私どもは考えていまして、その役割を私どもが担い、現状のように大きな病院の中でたらい回しになったり、重大な病気が発見されないことがないようにしたいと考えております。
また、グループ医療機関が日本、アメリカ、バンコクにありこのグループの医師同士で情報交換を常日頃行っているため、日本人患者様に対して適切な治療を行う事が可能になっていると自負しています。日本と香港で接種方法や、薬、時期などが異なる小児の予防接種などに関しても日本の医師と相談、連携しながら接種を行ったいただくことができるため、最適な方法で接種を行っていただくことが可能になっています。
また、ご帰国の際にも日本国内に多くの提携医療機関がございますので、お声かけをいただければ日本国内の医療機関への紹介状なども速やかに対応させていただくことが可能になっています。香港にいながらにして日本レベルの医療をぜひご体験いただければ幸いです。
また我々はこれから香港だけでなく世界中にクリニックを創っていく予定です。「日本人のビジネスマンの方が海外に安心して進出する環境を創造する」、「日本人の旅行者の方が安心して海外旅行ができる環境を創造する」、「日本の優れた医療を海外に輸出することで外貨を獲得し、日本の未来に貢献する」というかたちで社会に貢献できると考えているからです。
香港だけでなく世界中で皆様に愛されるサービスになりますように、全力を尽くしていければと思っております。
経歴
1980年 東京生まれ
1998年 私立武蔵高校卒業
2003年 有限会社DYM設立
2007年 私立杏林大学医学部卒業(医師免許取得)
2007年 株式会社DYMに名称変更
1998年 私立武蔵高校卒業
2003年 有限会社DYM設立
2007年 私立杏林大学医学部卒業(医師免許取得)
2007年 株式会社DYMに名称変更